TARGETのTEPPEN K2 2013 Model 、小野恵太選手の第2弾モデルです

スペックは
■全長:43mm
■最大径:7.0mm
■単体重量:16.8g
■材質:90%タングステン
⇒詳細(ダーツハイブ商品ページ)
大人気、小野恵太選手の2013年モデルで、前作から長さが少し伸び、カットが変更されています
ULTIMA DARTSからTARGETに移籍してから若干成績が揮わなかったのでバレルが合わないのかな、などと勝手に想像していたのですが、ここ最近は絶好調といった感じで色々な大会の表彰台で目にするようになりました
バレルを変えたからか、調子が落ちたからか、どちらが先行してのものかは分かりませんが投げ方が凄い変わりましたね
テイクバック時に腕全体が曲がるような動きは他のプレイヤーではなかなか見ることが出来ません
勿論、狙いのポイントはしっかりしているのでしょうし合理的なフォームなんだと思いますが、見た目だけで言えば真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すのそれとは大きく異なります
高い身長から繰り出すスムーズ且つ豪快な飛びが凄く格好良いですね
好きな飛び方をするプレイヤーの一人です
▼好きな飛び方する人
1.後藤 文博選手
→ダーツの回転のかけ方が素晴らしく、腕の振りよりダーツが早いようにすら見えます
RYUダーツに所属する前の【Harrows】HELBELD を使っている頃が特に好きです
HELBELDが素晴らしいバレルということも勿論ありますが、3000円程のバレルでスーパーダーツ出ますからね
恐ろしいセンスです
2.松本 嵐選手
→彼の飛びにはファンが多く、ファンタジスタなんていう言い方を良くされています
まさに曲芸です、野球で言えば一本足打法や振り子打法とかの類です
プッシュの代名詞とされることも多いですが、カットだけで押しているわけではないのでまたこれも違うかなと思います
もっと安定する投げ方があるのなんて知ってるけど、俺はこの飛び方がかっこいいからこれでいく、みたいな潔さを感じます。
3..鈴木 猛大選手
→特に珍しい飛び方ではないと思いますが、力の乗せ方が上手い
最近は本当に無駄がなく楽そうに投げますが、グリーンルームに所属する前の荒々しい攻撃的な投げ方も好きです
4.平内 和之選手
→ダーツの運び方が綺麗です
重さを感じて運ぶというより、スペースシャトルの固体燃料補助ロケットのようなイメージで、乗せてあげるからついてきなよといった感じ
それでいて知らない間にいなくなる
スロー映像を見るとダーツって簡単なんだなと勘違いしてしまいます
少し話がそれましたが、このダーツは長さが42mmある上に最後尾を持って下さいと言わんばかりのカット配置です
やはり小野恵太選手と同じような4本グリップの人が合うように思います
それもグリップディスタンスが広めのタイプの人ですね
3本グリップでも問題ありませんが、それならもっと違うバレルを使った方が良いと思います
後ろ持ちの人のためのダーツで、だれでも使える「万人うけ」のモデルではないと思います
最後部のマイクロシャークは見た目よりもかかる印象
同じTAGETの大女神のマイクロシャークより強いですね
このダーツでいいなと思ったもう一箇所、マイクロシャークカットの少し前にある縦に削られたカットです
最初に見たときは意味ないと飾りのカットだと思っていましたが、バレルの状態を測るのにちょうど良いです
縦に等間隔に刻まれたカットが、バレルをどんな角度で持ってるか教えてくれます
TAGETの新作Carreraシリーズは全体にこのカットが入っていますが、これはやりすぎです
パニックになります
どのバレルにも言えることですが、新品時はカットが強いので1か月くらいはそれに頼ってしまう形でスローしがちですが、カットが弱くなったときのことを考えてフォームを作らないと痛い目に合います
カットがこなれてくると途端に入らなくなる
月に一度交換が出来る人には当てはまりませんが、こればかりはお財布事情が関係してきますからね
アマチュア時代の鈴木猛大選手は1か月おきに交換していたそうですが、契約プロもカットが変わるのが嫌な人は頻繁に交換してもらっています
ダーツを本気で上手くなろうとしている人は、バレルは積極的に交換すべきなのかもしれません
まれに勝見翔選手のように7年も8年も同じバレル使ってる選手もいますが、これはあまり参考にしないほうが良いでしょう
愛着は大事ですが、バレルはあくまで消耗品です
それでは
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